2012年06月30日
もっと地元企業を知ろう
宇土市議会 会派愛市同友会は「もっと地元企業を知ろう」をテーマに
視察・研修を行っています。
地元企業がものづくりに取り組む現況の視察研修で、さらに企業を知り、
併せて経営環境等の実情の収集で、政策・施策での反映など
地元企業の発展に寄与する目的をもって実施しています。
今回は、昭和49年に宇土市岩古曽町に進出した三和化学研究所熊本工場での
視察・研修を行いました。

会社概要・医薬品製造工程の説明を受ける議員
糖尿病治療のベストパートナーを目指す三和化学研究所
株式会社三和化学研究所は、探索研究所、製薬研究所と製剤研究所が連携を取り、
グローバルな新薬及び新たな製剤技術の開発に取り組み、海外の研究機関とも共同研究で
医薬品、診断薬、医療・介護用食品、ヘルスケア製品の研究開発と製造販売、
医薬品の受託製造を行っています。
ネットワーク化し、生産の一元管理で高品質・ローコストオペレーション・安定供給の
確保をめざしています。
高品質の生産体制
医薬品の製造管理、品質管理の基準では最も厳しいアメリカの※c-GMPを運用し厳格な品質管理のもと
医薬品の製造が行われていました。
※c-GMP:Current Good Manufacturing Practiceの略
アメリカのFDA(Food and Drug Administration、米国食品医薬品局)が定めた製造管理及び
品質管理基準で、良質な医薬品製造を行うための医薬品製造施設における建築、設備製造ライン、
生産情報システム、オペレーションに関する基準が定められています。
企業立地がもたらす経済効果
三和化学研究所熊本工場は現在153名の従業員、宇土市での雇用創出、そして定住、
関連する地元企業の出入り、また、技術者が長期滞在(市内ホテル)で製造ラインのメンテナンス等など
その経済効果は計り知れないものがあります。
将来を託する子どもたちにも知って欲しい地元企業
議員会派で地元企業訪問を行っていますが、訪問の度ごとグローバルな企業が
この宇土市で最先端機器と技術でものづくりが
行われていることを知って欲しい、そんな想いを馳せながらの
三和化学研究所熊本工場の訪問でした。
感謝
毎月1回の訪問ですが、企業訪問には幾つかのプロセスがあります。度ごと訪問企業との
窓口で段取りを行って頂く商工政策課には感謝します。また、訪問先の
三和化学研究所熊本工場においても、山﨑工場長自ら限られた時間のなかで製造工程ラインの
説明等を頂き誠にありがとございました。
2012年06月28日
6月議会一般質問
今回も一般質問を行いました。議員は、一般質問後、「議会だより」掲載のため、
自らの質問と執行部答弁を1000字以内にまとめ、議会事務局へ原稿の提出が義務づけられて
います。今回の質問骨子と答弁を議会だよりとしてブログで報告します。
九谷議員
自治体のメディア戦略について
21年3月議会一般質問でメディア戦略からの地域活性化策の質問を行ったが,その後の施策について
益田総務企画部長
職員が情報発信をいかに有効に活用するかを前提として,係長以上の職員を対象に,熊日新聞社の地方部長を講師にむかえ,情報発信に伴う研修会を実施している。
今後の研修計画は,担当職員を対象に,記事にしてほしいという話題性や情報をいち早くニュース価値の向上につなげるための広報方法ならびに効果的な記事の書き方,目を引く見出し方法などを学ぶ研修についても,新聞記者などのマスメディア関係から研修を受ける機会を設けていく。
九谷議員
市長の年頭挨拶でPR戦略の発言があったがプロジェクトなど今後の展開について
元松市長
PR戦略については,庁内のプロジェクトチームを立ち上げ,横断的な観点から具体策を考えていく。現在,定住促進PRプロジェクトチーム設置要綱を制定し,事務の内容や会議等の進め方を固めたところで、ハード面,ソフト面ともに検証し,必要な施策を講じていく。
九谷提案・要望
メディアを通じた情報発信は知名度アップ。そこには一次波及効果 二次波及効果 経済効果の誘発もあり効果絶大ある、民活をどうサポートし、発信をどのように行うかフォローに重きを置いた施策を強く要望。
①メディアに対して情報発信のマニュアル化
②メディアに対しての情報発信統一フォームの作成
③情報発信と保存の一元管理化
九谷議員
国際交流推進策について
県内自治体(県・市・町・村)の姉妹・友好都市の状況について
益田総務企画部長
県内では,熊本県を含め13自治体で姉妹・友好都市の提携がされている。
具体的には,熊本県,熊本市,八代市,人吉市,水俣市,玉名市,天草市,山鹿市,菊池市,和水町,大津町,小国町,南阿蘇村の13自治体で、提携先の国は,アメリカ,中国,韓国,オーストラリア,ブラジル,ドイツ,ポルトガルの7ヶ国となっている。
九谷議員
市独自の姉妹・友好都市について市長はどのように考えているのか。
元松市長
姉妹・友好都市間で人の流れなど観光振興にもつながり,最終的には経済効果を期待できると思う。
民間国際交流団体がジュニアサッカーや音楽を通じての国際交流,特に子供達の国際感覚を養うチャンスづくりを多く企画・実行されており民間交流の輪を広げ、市民の気運が高まり議論を深めていく必要があると感じている。
さらに姉妹・友好都市については,東日本大震災の教訓から,相互の災害時の人的,物的支援という面からも非常に有益ではないかと関心を持っている。
九谷提案・要望
民間主導での国際交流では一歩踏み込んだ交流には限界があり、国際交流協会の設置を強く要望。
宇土市議会会議録検索システム
検索システムは、議会本会議・委員会記録を検索・閲覧できるシステムです。 http://www.kaigiroku.net/kensaku/uto/uto.html
キーワード入力で目的の項目を探すことが出来ます。
2012年06月25日
“またもや氾濫”濁流の潤川
24日、早朝からの雨はみるみるうちに増水、またもや中橋は陸の孤島に、小中学校は登校日でしたが、
登校どころではありません。冠水が予想される世帯では車の移動を行います。

中橋地区に通じる橋は濁流に洗われ通行不能 8時6分撮影

今回は、宇土市消防団1分団と2分団が出動、土のう積みを行う1分団 9時4分撮影

川ではありません。中橋に通じる道路です。潤川が増水すると毎回このような状況です。
道路は川のように流れており、大人の私でもやっとの思いで撮影。10時25分撮影
市土木課に現況確認を要請
県管理の潤川、急務な河川改修対策が県に出されている中、市所管課に現況確認の
要請、10分後には現場到着の所管課職員は、つぶさに現況確認と写真撮影を行いました。

潤川右岸の土手を越水する状況です。越水箇所は約100メートル 9時16分撮影
中橋地区冠水まで1時間

地区はまだ冠水していません 7時58分撮影

地区は冠水し、道路は全く見えません この時点で床下浸水は2軒 8時51分撮影
水害報告のバックナンバーです。
平成24年 河川氾濫常習地帯「潤川」
http://kutanishingo.otemo-yan.net/e645727.html
平成23年 宇土市消防団 1分団総出の土のう積み
http://kutanishingo.otemo-yan.net/e488663.html
平成23年 またもや潤川氾濫 消防団出動
http://kutanishingo.otemo-yan.net/e491761.html
熊本県防災情報システム 河川カメラ情報
潤川をライブでご覧頂けます
http://www.bousai.pref.kumamoto.jp/GmnDsp.exe?M500
2012年06月19日
宇土の地蔵まつりは“ゆかた”がにあう
宇土市議会会派「愛市同友会」は、宇土市及び地蔵まつり実行委員会へ
“ゆかた”キャンペーンで祭りの活性化策を提案しました。
作り物、踊り、花火など多彩な催しが行われ、市内外より多くの観光客で賑わう宇土の地蔵祭り。
夏の風物詩として定着しているものの、時代世相や公共交通アクセスのアピールなど
新感覚の催事企画が求められているものと思います。
“ゆかた”で行こう!! うとん地蔵まつりは、近年目立つゆかた姿の若い世代、
さらに、ゆかたキャンペーンを行うことにより、世代を超え、いろ鮮やかなゆかた姿が街を彩り、
宇土の地蔵まつりが“ゆかた”と結びついた新たな催事で市内外に情報発信が行われ、
さらなる祭りの活性化が図られるのではないでしょうか。

浴衣姿のイメージ
キャンペーンの狙い
●ゆかたで新たな地蔵まつりのイメージアップを図る。
●ゆかたキャンペーンを通してさらなる観光客動員を図る。
●ゆかたがテーマの催事企画で街中散策コースを設定、新たな動線を生み出す。
●特典等で商店街に経済効果をもたらす。
●公共交通アクセス利用アピールで宇土駅からの流動を生み出す。
●着物業界との連携と業界の相乗・波及効果を生み出す。
催事(案)
宇土駅インフォメーション開設(攻略チラシ・うちわ配布)
ゆかたショーの開催 ・ 写真撮影会(撮影スポット紹介)
街中ゆかたフォトコンテスト ・ ゆかたコンテスト
ゆかたスタンプラリー ・ 新作ゆかたマネキンディスプレイ
地蔵まつり攻略マップ制作
2012年06月16日
河川氾濫常習地帯「潤川」
16日未明からの雨、早朝は土砂降り、河川氾濫の常習地帯、地元区長から車両通行止め要請と
今年も消防団への出動要請。
消防団車両は4台、1分団総出で土のう積みが行われ、お陰で中橋地区は1軒も冠水しませんでした。

河川から水田に流入する土手に土のうを積む消防団

集落地を守るためバケツリレー方式で手際よく土のう積み
平成23年水害報告バックナンバーです。
宇土市消防団 1分団総出の土のう積み
http://kutanishingo.otemo-yan.net/e488663.html
http://kutanishingo.otemo-yan.net/e491761.html
道路整備のお陰で……
宇土市は23年度事業で潤川右岸に位置する中橋地区の市道かさ上げ工事をおこなっています。
位置によっては30㎝程のかさ上げ工事が行われており、例年、膝上まで水位があったのが、
長靴でも歩けるようになりました。

かさ上げ工事を終えたばかりの市道 撮影 24年3月26日
熊本県防災情報システム 河川カメラ情報
潤川をライブでご覧頂けます
http://www.bousai.pref.kumamoto.jp/GmnDsp.exe?M500
2012年06月08日
城之浦の慢性的な水害対策
地区より要望を受け区長さんや関係者と共に現場に足を運び、要望・陳情等を聞きます。
要望内容によっては緊急を要する事業や調査等時間を要し
巨額な事業予算を伴うものなど
地域・地区が抱える課題・問題が数多くよせられます。
城之浦の慢性的な水害対策
昨年、区長より要望受け、担当所管と共に現場を歩き水害の実情を伺いました。
今回、性急な土砂浚渫や排水路確保等の対策ではなく、地区エリアを超え、より広域での排水路
確保が急務と所管課は水害専門コンサルタントを入れての調査がスタートしました。
まずは地区関係者からのヒアリング
地区公民館に区長や関係者が同席し、コンサルから過去の水害の実情についてヒアリングが
行われ、その後、町内の水路や被害家屋で居住者からの話を伺いました。

公民館でコンサルタントを交えてヒアリングが行われました。

ヒアリング後、町内水路をくまなく回り、現状確認が行われました。
今回の水害対策については、船場川・潤川流域にまたがる広域の対策のため、
同日に江部地区においてもヒアリングと現場確認が行われました。
スピード感をもった所管課の対応
今回の水害対策要望について所管課には、地元関係者との同行確認に始まり、
独自の調査、水害専門コンサルタントの配置、そして現場でのヒアリングなど、地域住民の
安心・安全・不安解消にスピード感をもっての対応に感謝します。
今後、コンサルの調査に基づいた事業施策が早急に
行われるようお願いします。
2012年06月07日
議会の傍聴に行ってみませんか!!
宇土市議会6月議会が開会されます
宇土市議会定例議会が6月11日より26日までの日程で開催されます。
今回も「元気な宇土市」「誇れる宇土市」を目指し、活性化策について質問します。
●21年度3月議会一般質問後の市の対応について
①メディア戦略からの地域活性化策の質問を行ったが,その後の施策について
②PR戦略を考えるプロジェクトについて
●国際交流推進策について
①県内自治体(県・市・町・村)の姉妹・友好都市の状況について
②市独自の姉妹・友好都市について
議会の傍聴に行ってみませんか。
6月11日(月)10:00 本会議 開会 市長の提案理由説明
6月12日(火)10:00 特別委員会 地域高規格道路促進等対策特別委員会
6月13日(水) 10:00 本会議 質疑・一般質問
6月14日(木) 10:00 本会議 質疑・一般質問
6月15日(金) 休会
6月16日(土) 休会 市の休日
6月17日(日) 休会 市の休日
6月18日(月) 10:00 委員会 文教厚生委員会
6月19日(火) 10:00 委員会 総務市民委員会
6月20日(水) 10:00 委員会 経済建設委員会
6月21日(木) 休会 (議事整理)
6月22日(金) 休会 (議事整理)
6月23日(土) 休会 (市の休日)
6月24日(日) 休会 (市の休日)
6月25日(月) 休会 (議事整理)
6月26日(火) 10:00 本会議 地域高規格道路促進等対策特別委員長中間報告
各常任委員長報告 質疑・討論・採決 閉会
どなたでも議会を傍聴することが出来ます。本会議の傍聴を希望される方は、
傍聴者受付で傍聴券の交付を受けてください。通常10時から開会します。
傍聴者受付は議会棟西側の入り口を2階へ上がると本会議場です。
日程・開会時間が変更になる場合がありますので、傍聴を希望される方は、
事前に議会事務局にお問い合わせ下さい。
議会公式サイト
http://www.city.uto.kumamoto.jp/q/list/129.html
2012年06月02日
宇土駅をアジサイで飾ろう!!
宇土駅をアジサイで飾ろうと地区住民で結成している中野紫陽花倶楽部は
3年目を迎え、今年もそれぞれの会員宅で育てていた13カ国40種類100鉢の紫陽花を
持ち寄り宇土駅東西乗降口に飾り付けました。

飾り付けを前に、参加会員で記念のスナップ(駅東口)

東口に飾られたアジサイ

中野紫陽花倶楽部は
『中野紫陽花倶楽部』の設立は、市民レベルで紫陽花の普及・啓発を行い、紫陽花植栽活動を通して、
地域の連帯を育み、同時に宇土市商工会が進める世界の紫陽花で市街地活性化に
地区民が積極的に参画し、同時に22年から宇土駅東西乗降口に
アジサイで飾ろうとスタートしました。
NHKで放送されます
中野紫陽花倶楽部の活動が6月6日(水)お昼の11時45分から放送されます。
23年度 宇土駅をアジサイで飾ろう
http://kutanishingo.otemo-yan.net/e486032.html