2011年06月13日
宇土市消防団 1分団総出の土のう積み
宇土市河川氾濫常習地帯“中橋地区”
潤川氾濫常習地帯中橋地区、今年も11日と12日、2日間に渡りSAKODA横より通行止めになりました。
12日は午後から河川の水位変化の現況確認のため地区の方々と共に待機。中橋地区の実情を写真で
お伝えします。
床下浸水が予測される中橋地区を警戒する1分団第3班の消防車両 17時30分
12日 16時撮影 奥の水田には草が見えます。
1時間後の17時には中橋地区は完全に冠水。床下浸水が予測され、17時12分区長から
消防団へ土のうを要請。
宇土市消防団一分団に緊急要請
本部待機していた消防団は直ちに土のうを準備し、15分後には1分団第3班が現場到着。
床下浸水が予測される家屋への土のう積みを優先させ、その後氾濫箇所への土のうが積まれました。
17時35分
宇土地区1分団の団員がさらに100袋の土のうを持ち込み、リレー方式で土のう積みを行いました。
17時44分撮影
消防団員連携での土のう積みも、機敏な対応で10分程で完了。お陰で中橋地区全域の冠水が
免れ、床下浸水もありませんでした。17時47分撮影
土のうが積まれた中橋地区への入り口。土のう右手との水位差は30センチ程あります。
18時00分撮影
元松市長への現況確認要請

6月3日中橋公民館では冠水対策としの道路のかさ上げ工事の説明会が地区民に行われた
ばかりで、潤川氾濫常習地帯の中橋地区の実情をとの思いで、市災害対策本部を通して
元松市長へ現況視察を要請。写真は区長より説明を受ける元松市長。17時14分撮影
早期の潤川河川改修と冠水対策を!!
現在、下流域より改修が行われていますが、河川氾濫常習地帯の中橋地区は、陸の孤島となり、
通勤・通学に支障をきたすのはもとより、床下浸水も危惧され地域住民の安全確保のためにも
早期の河川改修を望みます。