2013年10月20日
海苔の種付け手伝いも14年目
海苔の種付け手伝いを続けていた友人の他界が発端でスターとした
種付け手伝いも今年で14年目になりました。
水温の関係か、例年より1週間ほど遅く、
19日に網田・住吉漁協の海苔養殖が一斉に行われました。

棒杭に取り付けられた海苔網
今年も九谷たかひろ県議
昨年に続き今年も漁業体験をと、県議から手伝いの申し出があり、
早朝4時起床、そして5時から海苔網に海苔の胞子が付いたカキ殻を
通称落下傘のビニール袋へ入れる作業に汗を流しました。

ビニール袋(落下傘)にカキ殻を入れる九谷たかひろ県議
娘婿、初めての海苔種付け体験
キュウリ収穫、田植え、太秋柿収穫と現場体験に意欲的な娘婿。
今回、初めてのり種付け体験をと手伝いに馳せ参じてくれました。

船2隻で漁場へ



4名1組の箱船に海苔網を積み込みます。

箱船で40枚の束になった長さ20㍍の海苔網を2枚棒杭(支柱)に結び付けていきます。
海苔網取り付けに12名、お陰で今回は箱船に乗ることも無く
母船からの支援だけの手伝いとなりました。

海苔網取り付けが終わり、いったん昼食で陸に

娘婿も初体験で、船上では海苔網への紐の結び方講習

海苔体験14年目とはいえ、気さくに指導をしてくれるオーナーの山本雅秀さん

仮留めされた海苔網を調整しながら紐を結び付けていきます。

調整を終えた海苔網
これからが大変、海苔生産漁業者
数日間でかき殻の胞子が海中に飛び出して海苔網に付着します。
40枚程に重ねて張り込んだ種網「採苗」の半分を引き上げて陸上で乾燥させ、
冷蔵庫に入れる作業がこの後続きます。
これは、張り込んだ海苔網が天候や水温等で海苔特有の病害で生長しなくなった時に
張り替えるための「予備網」として、冷蔵庫に 「冷凍網」として保管されるものです。
そして、順調に行けば、1ヶ月過ぎには一番海苔の漁がが始まります。
同時に冬を迎え、寒さと天候との戦いがこれから続きます。
Posted by 九谷新吾 at 04:33│Comments(0)
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