2011年02月16日
「落ち葉で小さなダム」を作ろう!!
「自然が作り出す緑のダム」
落ち葉の腐植層はスポンジのように吸湿性に富み保水能力が高まり、雨水を蓄え、その
重量の数倍の水を吸い込み水の流出を制御することができます。雨水をゆっくりと流し、
洪水を防ぎ、渇水を緩和するばかりか長い年月に渡って、きれいな水の確保に役立って
います。森は、まさに自然が作り出した緑のダムです。
「落ち葉で地下水保全事業」
名水百選「轟水源」の背後地「白山」に「落ち葉で小さなダム」を作ろう計画は、数十年を
サイクルとして進む涵養機能を宇土市運動公園の焼却処分される葉っぱで地下水保全を
図ろうと、平成19年に企画・提案を行いました。その後、毎年宇土市運動公園の落ち葉を
散布しています。
白山中腹に散布される宇土市運動公園の落ち葉(21年度)
焼却処分されていた落ち葉が……
運動公園には、桜を中心に300本を超える木が植樹され、落葉した葉は数百袋に達し
焼却処分されています。配送コスト、ゴミ袋(100円)焼却と諸経費がかかり、また、焼却に
よる地球温暖化にも影響を及ぼします。この事業は、運動公園指定管理者「うとスポーツ
クラブ」の協力で公園内の落ち葉が集められます。
集められた落ち葉の袋(21年度)
宇土市建設業協会全面協力
宇土市建設業協会(丘 清哉会長)は、これまで移送にボランティア団体として毎年参加
頂いていました。今後、当事業の継続を図るためにも、機動力のある協会に全面協力を
要請。今後は宇土市建設業協会が実施主体者として「落ち葉で小さなダム」を作ろう事業
が実施されます。
建設業協会の機動力で白山中腹に落ち葉が運ばれます(21年度)
協会会員とボランティアによって白山中腹まで運ばれます。(21年度)
白山に登ってみませんか!!
ボランティア大歓迎です、約1時間程度の作業です。是非、この機会に白山に
登ってみませんか。
実施主体 宇土市建設業協会
支 援 宇土市
協 力 うとスポーツクラブ・民間ボランティア
実施日時 平成23年3月5日(土) 午前10時~12時
集合場所 轟公民館
下刈り・管理歩道整備(2月27日)事前にボランティアで実施します。
落ち葉事前搬入3月5日午前9時 協会トラックで搬入します。