24年前の記憶を…

九谷新吾

2013年06月19日 05:34

突然の来訪者
鈴木健二県立劇場館長が主宰されていた日常塾関係の方が
宇土市の大太鼓復興と館長の接点について取材をしたいと,市文化課を通じて来訪されました。
25年前の平成元年にふるさと創生事業での太鼓再生復興起草案への取り組みから
その後、鈴木館長接点に至るまでの経過を少ない資料を基に説明しました。
1年間、自分たちで……そして
当時、県立劇場課長が宇土市出身の緒方さんで、
そのつてで館長のアポイントを取り、平成2年3月20日、
一人県立劇場に出向き、太鼓再生復興を打診、
最後に館長から1年間、「地元で頑張ってごらん」の一言。
1年間、行政対応に奔走するも、具体的な施策が進まず
1年後の3月20日に再度、鈴木館長を訪問。
今日、行きましょう。
1年間の取り組みと創生事業で張り替えられた太鼓の現況について説明すると
一言 「今日、行きましょう」
芦北で講演があり、そのあと宇土市に行きますと鈴木館長。
この日を境に館長の太鼓再生への支援がスタートしました。


芦北での講演を終えた夕方、
新松原町にあった園芸連倉庫内で太鼓と鈴木健二氏。右側は中口さんと島崎さん

太鼓収蔵館、ここでは…?

館長と共に太鼓収蔵館建設予定地を訪れ、菩提助役と文化担当関係者に
建設計画地の変更を打診。太鼓の搬出・搬入に伴う大型トラック進入や
太鼓練習場の確保、観光客の流動、そして水源地上への建造物の影響等々
館長と二人での申し入れに、入札も終え、数日後には建設着手の説明
約1時間以上にわたってやり取りが行われました。


大太鼓収蔵館建設予定地にて鈴木健二氏と共に


鈴木館長支援を約束
鈴木館長は、自らの講演料を熊本県立劇場文化振興基金として、県内の伝統芸能等の
支援をされており、宇土市の雨乞い太鼓も基金での再生復興に取り組むと
約束を頂きました。


県立劇場館長室にて左から浦田さん・中村さん・九谷・鈴木館長 手前が 元田さん・菩提助役


県立劇場館長室にて 左から 小松野さん・古田さん・菩提助役・元田さん



関連記事