963年目、今年も一年の平穏を祈り

九谷新吾

2011年01月23日 17:58

中野地区に伝わる宮座まつり
宮座まつりは、963年前から伝わる伝統行事で、氏子33世帯が組員となって、毎年3世帯が神様役を
一年交替で請け負い、地区の平穏を祈り、氏子一同の融和親睦を図る習わしです。

 
松山神社 中林宮司を招き神事が行われます。

 
神事終了後、大盃の清酒を前年度の神様役から頂き、本年の神様役にまわされます。

 
今年の神様役は大盃を引き継ぎ飲み干します。写真中央が今年の親神様です。
イッキのかけ声ではありませんが、参加者は手拍子で飲み干すようにうながします。



大盃には一升近く注がれており、参加者すべてで飲み干すまで手伝います。


 
大盃を飲み干すと3人の神様役は杯を頭にかぶります。


 
直会後、神様役3名と共に氏子は中橋地区を一巡し、宮座まつりは終了します。

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